還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

老々介護 5年目を迎えた母の糖尿病の治療

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 フェイスブックを見ると、母親の糖尿病に関して4年前に投稿した記事のリマインダーが。掛かりつけの先生からヘモグロビンa1cの値が10パーセントを超えており、「当院では対応できません。紹介状を書くので共済病院に行ってください。」そう言われ、病院に行くと5時間以上待たされようやく診断を受け、そして入院。

 退院したのが2018年2月上旬。皮下注射はヒューマログとインシュリンの2種類。飲み薬は食前、食後に多数を飲まないといけませんでした。お薬カレンダーを購入して仕分けしなくては飲み忘れ、飲み間違いは避けられないと思いました。

 朝晩の皮下注射の効果もありa1cの値は7パーセントまで下がり、糖尿病患者としては年相応の値となりました。この4年間、母と一緒に治療を続けている中で腸閉塞の緊急手術が2回、また昨年7月は乳がんの手術と若いころはとっても頑丈と言うくらい健康だった母ですが、災難の連続でした。

 私と言えば、自分で抱え込んでしまう性分も相まって、毎日必ず行わなければならない血糖値測定と皮下注射(当初は朝、晩の皮下注射をしないといけませんでした)は私しか行えない、行わない状況にしてしまい、泊りで遊びに行くとか仕事で出張に行く事を断念する事となりました。そして母親の状況は少しずつ、緩やかに加齢もあり悪化する一方です。1月に食欲不振となり1週間ほど朝昼晩、3食お粥を炊いて食べさせたり、その後は昼食は私が工夫しながら量を少なめにした献立を出すようになりました。(料理は出来ないので、色々なレトルトのおかずを取り寄せたり、コンビニで売っているレトルトの総菜を組み合わせています。夜はカロリーコントロールされた食宅便の冷凍弁当をこの4年間、解凍して食べてもらっています。)とは言え、まだ食事、入浴、トイレは自分で出来るので何とか綱渡りをしている状況です。

 糖尿病の通院は8週間間隔で、本来は1月に通院する予定でしたが、オミクロン株の感染拡大もあり電話診療で私が主治医の先生と母の病状を説明することで通院をパス出来ました。しかし電話診療後を受けると4週間後は通院しないとなりません。明後日は血液検査を行いヘモグロビンa1cほかの測定をしないといけないので久しぶりの通院となります。昨年の11月より歩く力が弱くなってしまったので今度の通院は車いす持参で行く事とします。

miyabi1958.hatenablog.com

 4年の歳月は長いのか短いのか・・・・・。老々介護の先輩たちからは、自分たちも同じような苦労はしている、親孝行だと思って尽くしてあげてください!と激励の言葉を頂くことも度々ありますし、そんな言葉を糧として母の介護を頑張ろうと思うのですが、先の見えない明日と言う日の繰り返しは不安で一杯です。ただ、ケアマネージャーさんからのお声がけや訪問看護で訪れて頂ける看護師さんに相談が出来るようになったので全てを抱え込み、悩まなくて済むようになったことは有難いことです。

 母の介護のために仕事をリタイアしたのですから、見えない将来を予測しながら出来るだけ不測の事態を回避し、母の世話をして行ければと思います。