還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

鳥撮散歩 即ヤメと思ったのですが・・・@馬入ふれあい公園

 かなり強い向かい風の中を馬入ふれあい公園に向かって自転車を漕ぎます。1㎞進むのにいつもより1分近く時間を要しています💦💦。潮見間レンダーも小潮で干潮は朝の6時台なので、だいぶ時間が経っています。

 かなり期待薄ですが足が向いてしまうのですからしょうがないです(笑)。さて、馬入ふれあい公園に到着するも案の定、相模川にはほとんど干潟が現れていません。キジの鳴き声が聞こえるので風車近くに行くとオスのキジを発見。よく見るとメスのキジも居るではないですか!警戒心を与えないように近づくも番のキジはどんどん草むらの中へ。しっかりメスの顔も視認できたのですがシャッターチャンスが間に合いません。草むらから出てこないかと暫く待ってみましたが出てくる気配がありません。

 と言う事でオギ原へ。途中、チョウゲンボウがいつもいる工場の屋上の上を飛んでいるのを視認しましたが、工場の中に入ってしまいます。オギ原に向かう歩道は草ぼうぼうです。何もいないなぁ~と諦めかけているとガビチョウが近くにやって来ます。しかし、ヒョイヒョイと木々の間を動くので写真に収められず😢。

 キジのメス、チョウゲンボウ、ガビチョウに振られてしまい、往路の向かい風で足はダルダルとすでに頭の中には「即ヤメ」、「撤収」の文字が浮かびます。

 とは言え、再度キジのオスの「ケーン」と言う鳴き声が聞こえたのでメスも居るのではないかと先ほどキジの番を見た辺りに戻ります。

 今朝のキジは用心深いようでなかなか草むらからは出てくれません。とは言え、何とか写真を撮れたので手ぶらは回避😊😊。撮って出しの野鳥日記のネタは何とか確保です。最後にもう一度展望デッキに行こうかと思いましたら「こまたん」のSさんがいらっしゃいます。おはようございますの挨拶の後は、「アオバト、初認されましたですね」と申し上げますと「金子さん、小野さんから電話があったんですよ」と仰います。 

 探鳥の会「こまたん」さんは決してアオバトだけを観察する会ではないのですが、何年にもわたり、5月から10月までの半年間は大磯照ヶ崎海岸でアオバトの飛来数を観察されていらっしゃいます。会の活動としてはアオバトの観察に重きを置かれていらっしゃると思います。私にとっても、アオバトの初認は、またこのシーズンがやって来た!と嬉しくなる瞬間です。

 Sさんからは、コムクドリが今朝8羽ほど馬入ふれあい公園にいたとの情報を伺ったり、お仲間が昨日チュウシャクシギ2羽を展望デッキから見られたと教えて下さいます。今朝の潮の状態では干潟が現れていないのでチュウシャクシギは見られないと思いましたがコムクドリが来ていると教えて頂いたことは朗報です。この連休中に再度確認に来たいと思います(^^♪

 Sさんも後ほど展望デッキに来られるとの事で一旦お別れしまして、私は自転車で展望デッキに向かいます。展望デッキではSさんより以前紹介して頂いた「こまたん」の若手K木さんがいらっしゃいます。今日でお会いするのは2度目なので覚えて頂いているかな?と思いましたがお声がけしましたら覚えて頂いていたようで少し雑談をさせて頂きます。

 展望デッキからは相模川の潮が満ちていてもわずかに顔を覗かせる干潟にササゴイが1羽いるではないですか!

 K木さんも三脚の上の立派な双眼鏡を覗きながらササゴイの動きを見られています。

 タイミングよくササゴイが採餌してくれます。

 K木さんが魚を2匹捕ってますねと言われます。写真をよくよく見ると確かに2匹の魚を咥えております!

 魚を飲み込み始めたところで急に日が差し始めます。もう少し早く日が差してくれればもっと鮮明な写真が撮れたのですが・・・💦💦。まあ、贅沢を言ってはキリがありません。
 もう1羽のササゴイがその後、飛んできたのですがその間、K木さんからもコムクドリは1羽飛んでいるのを見たことや、チョウゲンボウのオスが相模川の中州の草むらでネズミを狩って、また工場の住処に戻るところを見られた話などを聞かせて頂きました。

 やはり探鳥の会の方です!私ではなかなか遭遇できないシーンを定点で粘り強く観察されていらっしゃいます。

 と言う事で、後から飛来した2羽目のササゴイの写真を撮って撤収いたしました!(^^)!