還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

2023読書記録の振り返りと2024年1月の読書計画

 自分で始めた事なので・・・💦💦。

 2022年(59冊読了)からは大幅に低下した読書量ですが、2023年の読書記録を以下、エクセルにまとめてみました。

No タイトル 著者 出版社 読了日 感想
1 焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技 鮫島吉廣 ブルーバックス 2023/1/10
2 風が強く吹いている 三浦しおん 新潮文庫 2023/1/13
3 バッテリーⅣ あさのあつこ 角川つばさ文庫 2023/1/18
4 グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす 森川潤 文春文庫 2023/1/22
5 逆説の日本史25 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎 井沢元彦 小学館 2023/2/4
6 大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 幻冬舎 2023/2/15
7 地図と拳 小川哲 集英社文芸単行本 2023/3/12
8 日本史真髄 井沢元彦 小学館新書 2023/3/15
9 黒牢城 米澤穂信 角川書店単行本 2023/3/16
10 連続殺人鬼カエル男 中山七里 宝島文庫 2023/3/25
11 れんげ荘 群ようこ ハルキ文庫 2023/3/26
12 女刑事音道貴子 凍える牙 乃南アサ 新潮文庫 2023/4/4
13 ぎょらん 町田そのこ 新潮社 2023/4/6
14 リアル鬼ごっこ 山田悠介 幻冬舎文庫 2023/4/10
15 あのひとは蜘蛛を潰せない 彩瀬まる 新潮文庫 2023/4/12
16 俺の残機を投下します 山田悠介 河出書房新社 2023/4/19
17 らんちう 赤松利市 双葉文庫 2023/5/20
18 藻屑蟹 赤松利市 徳間文庫 2023/5/31
19 エベレストを越えて 植村直己 文春文庫 2023/6/30
20 DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか 稲垣史生 ブルーバックス 2023/7/13
21 幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉 高野秀行 新潮社 2023/8/14
22 スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件 大下英治 さくら舎 2023/8/15
23 イスラム飲酒紀行 高野秀幸 双葉社 2023/8/21
24 転落 TKO 浜口倫太郎 幻冬舎 2023/8/31
25 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた 高野秀幸 文春文庫 2023/9/8  ×
26 熔ける 井川意高 幻冬舎文庫 2023/10/31
27 永遠の0 百田尚樹 太田出版 2023/11/27
28 大名倒産 上 浅田次郎 文春文庫 2023/12/4
29 大名倒産 下 浅田次郎 文春文庫 2023/12/4
30 尖閣1945 門田隆将 産経新聞出版 2023/12/8
31 半暮刻 月村了衛 双葉社 2023/12/10
32 定本 百鬼夜行 京極夏彦 文春文庫 2023/12/20
33 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ 中央公論新社 2023/12/22
34 生成AIの核心 「新しい知」といかに向き合うか 西田宗千佳 NHK出版 2023/12/26
35 777 トリプルセブン 伊坂幸太郎 角川書店単行本 2023/12/28

 2022年、11冊の本に二重丸◎の評価をしましたが、2023年は読了数は少ないのですが自分の感性にマッチした本にそこそこ出合えたように思います。

 ノンフィクションと言うくくりで良いと思うのですが、「グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす」「幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉」「スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件」「転落」「生成AIの核心 「新しい知」といかに向き合うか」は面白かったですよ。ノンフィクション作家と言うのでしょうか冒険家、高野秀幸さんの本に出会えたので、どうしても本が読めなくなった時には彼の作品をまた読んでみたいと思います。(×評価を下した「 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」は短い紀行文をまとめた本なのでぶつ切りの話を読まされている感じで楽しめなかったです)

 最後の悪あがき💦💦で12月は8冊、7作品を読みましたが月村了衛さんの「半暮刻(はんぐれどき)」は今まさに問題となっているホストクラブが舞台。二人の若者がホストクラブでのし上がっていくのですが、女性を風俗に沈めていく事が警察沙汰になり・・・。二人は各々の出自の違いで全く別の人生を歩むことに。その後の二人はどうなって行くのか彼らの異なるその後の人生の顛末は皮肉と言えばあまりにも皮肉であり、因果応報なのかもしれません。

 と言う事で、今年はどんな読書計画を立てようか?

 最初に購入した本はノンフィクション。「諜無法地帯」です。スパイものはフィクションではありますが手嶋龍一さんの作品を何作品か読んでおります。手嶋さん御自身が日本の諜報活動の脆弱さを危惧されて警鐘を鳴らす意味で作品を書かれていらっしゃいます。

 そして北方謙三さんの全17巻の最終巻「チンギス紀十七」が昨年7月に刊行されたとは露知らず💦。本屋さんでその本を手に取ったのですが、17巻もあるの!!と驚いたのですが意を決して図書館で「チンギス紀一」を借りてきました。

 今年は他の本を読みながら、全17巻を読了できるのか!?壮大な目標が出来てしまいました(笑)。

 そして、なんで今更と言う感もありますが、横山秀夫さんの「64上・下」も図書館で借りることと致しました。何とか2022年以前のペースで月5冊の本と出会えると良いのですが。You TubeTVer、Amazonn Prime Videoに流されることなく(苦笑)活字の森の中で文字を追う愉悦を味わいたいものですネ(^^♪