還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

アオバト日記 2023/06/17そして鳥撮散歩 オジサンでもおしゃべりは好きなんです😊😊

 今朝は早起き出来ました!と言う事で自転車で大磯港まで。照ヶ崎海岸へは6時に降りることが出来ました!好天の土曜日とあってバーダーさんは15名を超えております。

 アオバトの飛来はあるものの、群れの数が少なく感じます。ただ、アオバトを一番綺麗に撮れる時間帯且つ天気も良いので岩礁に留まったアオバトは良い感じです(^^♪

 さて、私の隣でカメラを手持ちでアオバトの撮影をされている長身の男性と遅れてやって来られた男性、初対面のようですが遅れて来られた男性が初めてアオバトの写真を撮りに来たんですと話し始め、お二人は言葉を交わし続けます。聞くとはなしに、聞いていますと遅れて来られた男性は今は大磯の西側に住まわれていらっしゃるのですが、福島に単身赴任で10年ほど環境省関連の仕事で働いていらっしゃったそうです。長身の男性は私が所有しているNIKON COOLPIX P950よりも望遠が利く3,000mmズームのP1000で写真を撮られています。

 お二人の地元界隈の野鳥トークに、ついつい私も参加させて頂き3人でアオバトの飛来を待ちながら談笑。特に長身のP1000ユーザーの男性とは同じコンデジを所有している事もありアオバトの写真を撮るよりも、どこどこにサンコウチョウがいるとか、アマサギがあそこにいたとか、オシドリがどこにいたとか、私が知っている情報と重なる部分もありその男性の方から興味深い情報を聞く事となりました。思い返せばこの方、2年前にも照ヶ崎海岸で型名は違うものの同じ機種を使っている事から、少しお話をさせて頂いた方である事を思い出しました。

 照ヶ崎海岸には1時間少々滞在していましたが、30分近くは3人で雑談をしていたようです(笑)。

 一旦帰宅後、自分の朝食そして母の朝食の世話をして今度はカルガモ親子の安否確認に山下サイクリング橋へ向かいます。

 山下サイクリング橋ではカワセミの若なので成鳥のような綺麗な色見ではないですが💦、川に何度もダイブをしておりました。

 途中、ホバリングをする姿も見せてくれましたがシャッターチャンスは間に合うはずもなく。河内川に向かってカメラを構え続けていると、大きな望遠レンズを付けた一眼カメラを手持ちで撮影されている男性から「何かいますか?」とお声がけされます。「あそこにカワセミの幼鳥がいますよ」と教えて差し上げますとその方も枝被りを避けながら写真を撮られます。そこから何とはなしに鳥談義。同じような場所を鳥見フィールドにしているだけあって、頷ける情報ばかりです。堤の南側にいるかもしれないカルガモ親子が気になるので、雑談を打ち切ってその場を離れます。

 先ほどのカワセミが私が移動した先に来てくれてまたも採餌をしております。ようやく小魚をゲットできたようです。昨日に引き続き、カルガモの親子は河内川では見られず堤を引き返すことに。

 先ほどの男性が歩いて来られ、「何もいませんね」との一言で雑談再開です(笑)。話の方向が鳥談義から、お互いの年齢がそうさせるのか老々介護の話に変わります。私が母親の介助、介護の合間で野鳥撮影をしていますと話したことがきっかけになったようです。望遠レンズを携えた男性は私よりも5歳以上は年上と思われ、その方もお母様の介護を経て看取られた後に暇になったので野鳥撮影を始められたとか。

 お母さまの介護中は色々と大変だったようで、2年ほどご自宅で介護の後、お母様が脳梗塞となりその後は病院で過ごされたそうですが、ほぼ毎日病院に通って、マッサージをしたりしながらお見舞いをされていたそうです。

 同じような境遇である事から、その男性に、ついつい私も母親の認知症が進み始めている事への愚痴を聞いてもらいました。認知症が故、何度も同じことを聞いてくる母の態度に冷静に答えられない日もあり、「何度も聞いてくるんじゃない」と母を叱ってしまい、「そんな自分に自己嫌悪を覚えることが増えているんです」と。

 そんな私の愚痴に、その男性は理解を示してくれました。きっと同じような経験をされていたんでしょうね。ただ、「介護してやる」と言う上から目線ではなく、今まで育ててくれた感謝の気持ちで介護するのだと言う心持でいた方が良いですよとアドバイスを頂きました。

 初対面の方に随分と突っ込んだ話をしてしまいましたが、またお会いできたら宜しくお願いしますと言う事で、その場を離れることと致しました。「袖振り合うも他生の縁」、鳥好きが高じてからか、また一人、鳥見仲間が増えたことは喜ばしいですね😊😊。