還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

鳥撮散歩 初見イカルとタシギ@山下サイクリング橋

 花粉症歴35年以上、これしきの花粉ではへこたれない!と思っていましたが昨日あたりから強烈なくしゃみ、鼻水、目の痒みに断続的に襲われます。妻からはこんな日でも散歩に行くの?と聞かれ一瞬躊躇しましたが、こんなに天気が良いのに家に居るなんて!

 そして、この判断が大正解と言う幸運が訪れるとは(大袈裟ですかね(笑))。

 いつものように高麗大橋手前で自転車を停めてウォーキングにスイッチします、目の前の丹沢はうっすら雪化粧。そして探鳥をされているグループがいらっしゃいます。

 そうです、そうです毎月、最終日曜日は探鳥の会「こまたん」主催の探鳥のイベントが開催される日でした。そのグループを横目に見ながら追い越そうとした時、なんと一昨年から夏場の照ヶ崎海岸では週に何度かのアオバトウォッチングでお会いしているOさんがいらっしゃるではないですか!!私に訪れた一つ目の幸運です。

 思わずお声がけ。Oさんも「どうも久しぶりです」相変わらず優しい口調で話しかけてくれます。歩きながら、どこどこではヒレンジャクが入りましたよ、どこどこではホオアカが入りましたよ等など、探鳥の会の方ならではの貴重な情報を教えてくれます。「また、夏に再会しましょう」とお別れを告げて先を急ぎます。

 平塚大橋に向かう途中で、ハクセキレイに追い立てられているキセキレイを発見。なんでこんな力関係が生まれるのか?その美しさを比べれば断然キセキレイの方が綺麗なのにと勝手にキセキレイを贔屓してしまいます(笑)。

 山下サイクリング橋まであと少しと言う場所で桜の木にカメラを向けていらっしゃる男性。この方はお話をさせて頂いたことは無いのですが、かなりの頻度でお見掛けする方です。私も、木の上を見回すと、おーー!初見のイカルではないですか。何とラッキーな朝なんでしょう。79種類目の初見の野鳥です。半径8㎞未満の鳥見ですが、侮れません!(^^)!

 意気揚々と山下サイクリング橋の堤から眼下の河内川を見ながら歩きます。

 先ずはジョビ子ちゃん、相変わらず愛らしい。その後、川辺に飛んで来る鳥の影。

 いきなり、眼を閉じているタシギの写真が撮れました。野鳥にはまぶたの代わりに瞬膜というものがあり、半透明な瞬膜を眼にすることが多いのですが、タシギの瞬膜はまるでまぶたのようですね。

 締めの野鳥は、カワセミ。2羽のカワセミが鳴き声で呼び合っているようです。

 散歩の途中のご夫婦もカワセミに見入っていらっしゃいました。と言う事で、今朝の鳥撮散歩は撤収です。