還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

市民活動に勤しんでいます 動画3本目を作成

 市民活動、調子に乗ってYou Tubeに3本目の動画をアップいたしました。先一昨日、動画撮影に1時間ほど。そして一昨日は「樹林帯を守ろう」の表示板を掲示して頂けると申し出て頂いた方のお宅へ表示版を届け、その後は動画編集。

 1分の動画を作るのに1時間程度の編集で、野鳥の動画は作れるんですが・・・・。市民活動の動画はもう少し時間が掛かります。結局、一昨日は午後一杯そして夕食後も動画の編集をしていました💦💦。

youtu.be

 「樹林帯は防砂林としての役割を果たしていない!」とかつて我が家に凸してきた市会議員が寝ぼけたことを言っています。この言動を念頭に、この動画を作って見ました。

 地元の話で恐縮なんですが、30年以上前に作られた「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」は海岸沿いの公園とその後ろの樹林帯が共存している公園です。現在、龍城ヶ丘プール跡地の整備事業でプール跡地のみならず、大きな公園とするためにプール跡地の何倍もの広さの樹林帯を伐採しようと平塚市は議会でごり押し。

 こんなに素晴らしい、公園がすぐそばにあるのに、何故、同じようなコンセプトで龍城ヶ丘プール跡地の整備事業を進められないのか??今更、箱モノ事業で経済の活性化とは笑止千万。樹林帯を伐採後は新たに植樹をすると平塚市は言います。自然を舐めてはいけません。40年、50年掛けて育まれた松を中心としてその他の樹木との共存共栄の結果、混群として厳しい自然に耐えうる樹林帯は作られましたし、この状況を維持できれば100年、150年、私たちを自然災害から守ってくれます。

 奇しくも昨日は12年目を迎えた3.11でした。大津波リアス式海岸ゆえ、沿岸から遠く内陸にまで及ぶと考えられがちですが、東日本大震災では遠浅の場所でも5㎞もの内陸まで津波はやってきたそうです。

 平らな街、名前の通り、平塚は海岸から10㎞の内陸でもほとんど標高の変わらない、フラットな地形の都市です。平塚市が面する4㎞程の海岸線の内、樹林帯は2.5㎞ほど東西に渡って生育しています。そんな樹林帯の10%にも及ぶ長さの樹林帯を、伐採しても何の問題もないと言う平塚市

 Park-PFIと言う国からの補助、平塚市民の血税で10億円もの費用を投じ、公園建設後は毎年3,000万円もの管理費が20年間にわたり積水ハウスグループに支払われ続ける契約が来年締結される予定です。積水ハウスグループが1億円支払うだけで10億円の整備事業を請け負い、20年間で6億円もの管理費用を受け取れるこの図式がPark-PFIなんです。積水ハウスグループにぶら下がっている地元の建築関係の会社しか潤わず、50年、100年に渡り防災に弱い街を作ってしまう市長をはじめとした推進派の市会議員・・・・。彼らに鉄槌を下すには来月の選挙で民意をぶつけるしかないのでしょうか。

 そういえば、今度の選挙に出る現職と立候補予定者に行った公開アンケートの結果に関する記事が、神奈川新聞に昨日掲載されました。(2023年3月11日付、神奈川新聞21面、平塚・龍城ケ丘の公園整備 市民団体がアンケート公表 統一地方選2023)

www.kanaloco.jp

 アンケート結果は以下からご覧になれます。

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