市民活動の一環として、市民の会で作成した「海岸新聞」と「海と海の森便り」のポスティングを3/19（日）、3/20（月）、3/21（火）の3日間、行いました。
10年間閉鎖されたプール跡地の整備事業、平塚市は防砂林の大規模伐採をその計画に盛り込んでいます。市長を筆頭に推進派がおり、市民の会のように反対派がおりますが、海側の住民にとっては、特に防砂林の大規模伐採が行われると風害、塩害、飛砂による被害が増大する事は火を見るより明らか。そこで、各自治会長さんに市民の会が作成したA4１枚ペラの「海岸新聞」と「海と海の森便り」を回覧板にはさんで市民の皆さんに配布をお願いしているのですが、市民の会の活動は政治色があると難色を示す自治会長も多数います。
私の住んでいる自治会には推進派の議員が済んでおり、自治会長へ圧力をかけているようで、市民の会が作成したチラシの配布はNG。チラシの回覧NGのエリアは市民の会の会員でポスティングを過去にもしていると言う事で、今回もポスティングする事に。
と言う事で（笑）、人生初のポスティングなのですが、自分の住んでいるエリアの約半分のエリアへチラシのポスティングを申し出ました。
チラシを取り置いて頂くMさんのお宅にチラシを取りに行った時にポスティングのコツを教えて頂くと、「朝が良いよ！散歩のつもりで私は帆布の手提げにチラシを200枚くらい入れて配るんですよ。ポストの場所が分からないお宅のポストを見つけるのが楽しみなんですよ（笑）」との事でした。母の朝食の世話の時間から逆算すると、朝６時半辺りからポスティングするのが良さそう。肩掛けカバンにチラシ２種類を各150枚程度入れて3/19（日）、人生初のポスティング。
先ずは、自宅周辺。家を出るとお隣のご主人が、共有の私道をほうきで掃き掃除をされています。チラシを見てもらい、ポストに入れますので宜しくお願いします！と挨拶。
戦略と言うほどではないですが（笑）、私が担当するエリアを４分割して、４日間でポスティングを終わらせる計画を立てました。
初日は日曜日の早朝と言う事もあり、ほとんど歩いている人はいません。マンションはセキュリティがあり入れませんので、戸建てのお宅を中心にポスティングして行きます。色々なポストがあり、蓋を開けないとチラシを入れられなかったり、蓋の開け方が分からなかったり・・・。悪い事をしているつもりはないですが、怪しいと言えば怪しい行動にも見えます。ポストの前でガサガサ何やらしていると、「新聞泥棒」と思われるかも💦💦💦。古いお宅は、入れやすい口の広い郵便受けなので、簡単なのですが、新しく建てられたお宅のポストは大別すると４種類くらいある事を知りました。我が家は昨年から新聞を取るのをやめているのですが、半分とまでは言いませんが、早朝のポスティングで各家々のポストを拝見すると新聞の入っていないお宅を散見します。新聞離れって意外に広がっているんだなぁ等と思いながら、薄いチラシ２枚を左手のチラシの束からつかみ取り、右手で軽く曲げてポストに投函して行きます。
3/20（月）は平日と言う事もあり、早朝でもゴミ出しをする方、雨戸をあける方、仕事に出かける方がいらっしゃいます。まさにチラシを投函しようとしている家から出て来られる方がいらっしゃるとチラシをお見せして、ポストに投函させて頂いたり、手渡しさせて頂いたりしました。意外にもどなたからも断られませんでした。中には「ご苦労様」と労って下さる方も。チラシ表面に「海岸林を守ろう！」と言う見出しを見て、皆さん市民の会の意図を汲んで下さるようでした。
3/21（火）、流石に３日間続けての早起きですしWBCもあるし（爆）・・・・。もたげてくるサボリの言葉をぐっと飲み込み、出かけます。幸いにも３日間、天気が良いのでポスティング日和です(^^♪
私がポスティングを担当したエリアの大半は戸建てのお宅が多く、アパートと思われる住宅はあまりありません。扉一枚向こうに人がいると思うとチラシを投函する事はためらわれてしまいます。また、住んでいない部屋もあったり。ポストがまとめて設置されてあるアパートだけポスティングする事としました。「チラシお断り」のプレートがポストに貼られているお宅への投函は当然致しませんでした。
１日、40分程度のポスティング3日間で、配布漏れも多々あったのかとは思いますが250軒前後のお宅にチラシを配布できたのではないかと思います。そして、どれだけの方がそのチラシを読んで下さるのか・・・・。市民の会の何人かの方には「このようなアクションに関して効果測定をどう行うかをセットで考えないといけないのでは」と申し上げているのですが、仕事じゃないんだからと言われております😢😢。
新参者で未経験な私でしたので、先ずは自らポスティングを経験してみました。思ったほどポスティングで不審者扱いをされる事はありませんでしたし、少人数でしたが言葉を交わさせて頂いた方もおりました。整備事業推進派の方と出くわすこともありませんでした。そもそも、市民の会の会員ほど、防砂林伐採に関して多くの海岸付近の住民の方が以前の私同様、意識していないのですから。
まあ、面白い経験はさせて頂きましたが、今後は従来通り、母の介護の合間に在宅でSNSやブログを通じて情報発信していく事になりそうです。
