いつもそうなんですが、儚い望みを抱えつつ、初見の鳥に出会えないかと出かけます(笑)。鳥撮の師匠Yさん情報で馬入ふれあい公園にベニマシコが来ている事を知りました。車で出かけましたが、かろうじて駐車場の空きがあり滑り込みセーフで車を停めることが出来ました。(やはり土日は混むんですね)
風車のある公園、北東部の遊歩道を歩きます。今朝は警戒心の強いアオジ達が歩道の上まで下りてきてくれます。スズメと一緒に歩道に落ちている木の実なんでしょうか啄んでおります。
アオジの写真を撮っていると、人生の先輩、男性が自転車をそろりそろりと押しながら向こうからやって来ます。「ベニマシコいるみたいですよ!?」と教えてくれます。「鳴き声が聞こえるんですがねぇ、なかなか見つけられないんです」ベニマシコの情報を教えて頂いたお礼を言って、道を進みます。
探鳥の会の方と思われる方が探鳥用のスコープや双眼鏡で中州のオギ原を見ています。私もしばらく様子を窺う事にします。すると、先ほど自転車を押していた人生の先輩がカメラを首からぶら下げてやって来るではありませんか。
その方は20年以上の鳥見歴があり、茅ヶ崎から馬入ふれあい公園へはそれなりの頻度でやって来られるそうです。去年もベニマシコを見られたお話やオギ原から聞こえるベニマシコの鳴き声を教えてくれます。
ベニマシコが鳴いており、こんなに心強いバーダーパイセン(笑)がいらっしゃるなら、少し粘ってみよう。バーダーパイセンが「ほら、あそこにいる」と教えてくれますがオギ原の中のベニマシコを探すのは至難の業です。
バーダーパイセンは連写で撮りまくっていましたが、写っていなかったようです。しかしもう少し、再度待つことにします。すると、今度は私でも視認できました!
何とかメジロやシジュウカラなどの混群の中から、赤い個体!ベニマシコのオスを捉えることが出来ましたが、撮影の難易度はMAXです。もっと、寄りで撮りたかった('◇')ゞ
帰宅後、パソコンに落とした写真を見ていると何とメスも写っておりました。枝被り且つ遠いのでピントは枝に合ってしまっておりますが💦💦💦。
バーダーパイセンはもう少し粘られるようでしたのでお礼を申し上げて私はその場を去りました。ジョウビタキ?と思われた鳥が木の枝に留まったのでファインダーを覗くと鳥撮の締めはモズ子ちゃんでした。
相模川を望む展望台を念のため見に行きますと、先ほどベニマシコを探されていた探鳥の会の方がまたも熱心に相模川の中州のオギ原を見ていました。
金目川、高麗大橋南の枯れた草原も葦原ではなく、オギ原なんでしょうか?色々と知らない事がありますね。
今朝はベニマシコに心奪われ(爆)、園内を歩き回りませんでしたので散歩と言える距離ではありませんでしたが、3日ぶりの鳥見は76種類目の初見、ベニマシコと出会え平塚の野鳥の多様性にまたも感謝する日となりました!(^^)!