還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

老々介護 がんサバイバーとなった母、乳がん術後1年半CT検査の結果

 先週の金曜日にCT検査を行った母の結果を聞きに通院付き添い。今朝の通院は来週の糖尿病の通院に備えた血液検査も前もって行うために採血も行います。10時からの診察予約の為、駐車場難民とならないために7時前に先ずは自家用車を病院の駐車場へ停めに行きます。車に積んでおいた折り畳み自転車でひとまず、帰ります。朝の気温は2℃、ニットの帽子を耳まで覆うように被ります。途中、手袋をしても指先がかじかんできます。

 帰宅後、母に朝食を摂らせ9時10分に予約したタクシーを待ちます。今朝の運転手さんは話好きの方。いつもお願いするH交通、タクシー運転手さんの平均年齢は65歳とか。最高齢のドライバーは78歳だそうです!めっきりお客さんが減っているそうで、我が家同様、朝に病院へ行くために利用するお客さんが多いそうです。ドライバーの数は年々減少しており、辞めたくても会社がななか辞めさせてくれないそうです。朝の配車も8人程度しかドライバーがいないので早めに予約しないと予約が取れなくなるそうで、3日前からでも予約が出来るとの事。

 9時20分過ぎに病院到着。受付機で受付を済ませ、先ずは採血センター。今朝は余り混雑しておらず10分も待たずに採血終了。そして乳腺外科の受付を済ませ待合室で待つことに。モニターに映る担当の先生の欄には30分待ちの表示。これで10時半以降にしか診察をしてもらえない事が確定💦💦。

 最近、認知症が進行しているように感じる母との会話は、同じ話の繰り返しです。どこの部屋で診察するの?今日は何を診てもらうの??この質問が黙っていると10分もすれば同じ質問をしてきます。そんな時は、「忍」の一字で、知人の話や親戚の話などを交え、気をそらすようにしています。

 珍しく1時間程度ではトイレに行くとは言わない母なのですが、トイレに行きたいと言うので、トイレ前まで車椅子で行き、そこからは杖を突いて一人でトイレに行ってもらいます。トイレでは何かあった場合、看護師さんを呼ぶブザーがあるのですが、そのブザーを母が押したようです。すぐに、近くいる看護師さんがトイレに入ると、やはり母が呼んだようです。トイレの内鍵を閉められないと言っているようです。やはり、認知症が進行しているので鍵の締め方が分からない様子。看護師さんが丁寧に説明してくれている声が聞こえます。こういう時に、私が女性トイレに入れるわけもなく・・・。次回、トイレに行きたいと言ったら多目的トイレに一緒に入るしかないですね。 そうこうしている最中にと、母の番号が呼ばれてしまい、私一人で診察室に行き、先生に母はトイレに入っている旨伝えますと順番を一つ遅らせましょうとの事。

 内鍵を閉められなかった母ですが、開けることは出来たようでトイレから出てきます。しばらく待つと母の受付番号を呼ぶ音声アナウンス。

photoACより入手

 診察室に入り、先ずは先生からCT検査の結果を伺います。半年前に見られた膵臓に出来た良性と思われる数cmの腫瘍の大きさは変わりなし。また、肺他への転移も見られていないとの事で、今後も経過観察を続けましょうとの事。触診による診察でも切除した右胸の周辺や左胸の周辺にもシコリのようなものは見られず、取りあえずは半年前と変わりなしと言う事でほっといたしました。ただ、ステージ3Cである事には変わりないので5年後生存率は50%程度と言う状況も変わりはありません。今後ガンが進行しても手術や放射線治療は行わないと言うのが母と私と弟の考えなので成り行き任せです。

 診察の最後に、次回の診察日の予約をするのですが、先生から、異動の為4月の診察は男性の先生になりますと告げられました。糖尿病の担当の先生に至ってはすでに4人目の先生でありこれは致し方ないのですが、優しい先生でしたので担当を外れてしまうのは母も残念そうでした。

 3週連続の通院も来週で最後となります。血液検査で複数のがんマーカーを本日測定した事と、前回ガクンと落ちた貧血の数値がどのようになっているのか、また報告したいと思います。