「論語と算盤」渋沢栄一も故事「入るを量りて出ずるを為す」と言う言葉を大切にされていました。その足元には到底及びませんが62歳9か月(2021年6月末退職)でいよいよ仕事を辞めてしまった私と妻二人の今後の年金生活をシミレーションしてみたいと思います。
先ずは、年金はいつからもらうのがお得か?老後2000万円問題などの議論があるとは思いますが、仕事を辞めてしまったのですから63歳から年金を受給できるのなら私には選択肢はそれしかありません。
という事でシミレーションしてみました。
支出に関してどうしたら減らせるかを検討しないといけないのですが、がん保険など、保険に関わる支出が我が家は多いです。
シミレーションの結果では早くに年金受給を開始しただけでは当面、年100万円を超える費用を貯金を取り崩して補填しないとなりません。そこで、60歳から支払われている30年近く掛けていた個人年金をこのシミレーションに加味してみました。
個人年金を加味したシミレーションでは、2023年まで貯金を取り崩せば、その後は何とかなりそうとの試算になりました。転職を繰り返していたので60歳直前で退職した会社の退職金は大手に大卒で定年まで勤めた方の退職金と比べたら半分以下ですが75歳まで支給される個人年金の総額1000万円は大きな助けになっています。
貯金は目減りする一方のシミレーションですが、すでにいつでも支払われる妻の死亡保険が1000万円と私の介護度が上がった場合、年間100万円X10年支給される保険があるので、ざっくりでは、「何とかなりそう」と現時点では言えるのではと思います。
(余談ですが、私の個人年金と妻の死亡保険は掛け金が総額700万円もいかないのに、受取額が1000万円と、とっても高利率の商品でした。今の時代では考えられませんね。)