還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

老々介護の後始末 葬儀を終えてもやることは沢山あります

 今週の月曜日、8月22日に母の葬儀を1日葬として終えることが出来ました。娘が帯状疱疹にかかってしまい親族は妻と息子と私の3名。弔問に来て頂いた親戚が9名。火葬場まで行っていただけた親戚は7名。火葬場から斎場に戻り小一時間の忌中払い。約135万円の費用でした。お寺へは戒名代とお布施で60万円。(父の時と同額で良いと住職が言ってくれました)分かってはいますが次から次へとお金が出て行きます。また、墓誌に義母の名前を入れてもらう費用4万円と納骨の費用が1万掛かると石屋さんから連絡を受けました。

 翌日の23日は義母が入居していた老人ホームを引き払うべく、業者の方と待ち合わせ義母の部屋で処分費用を見積もっていただきました。作業できる日が何と9月20日との連絡を受け、老人ホームへ伝えると、そこまでは待てない。こちらから業者を紹介するのでそちらと話を詰めて欲しいとの事。だったら、最初から紹介してよ!と喉元まで出かかった言葉を飲み込んで老人ホームより紹介された茅ヶ崎の会社に連絡。流石、出入りの業者だけあって今日の午後には単独で下見をして見積もりをしてくれるとの事。荷物の引き取り、処分も単独で行うので老人ホームに私たちは来る必要はないとの事ですべてお任せできるとの事でした。

 こんなに対応の早い会社があるのに何故、最初に老人ホーム側で紹介してくれなかったのか?(どうやら、この手の対応に詳しい人が老人ホームには一人しかいなくて、その事務の方とやり取りできなかったことが原因だったようです)斎場から紹介を受けた遺品整理の業者さんへは丁重にお断りの電話いたしました。

 さて24日は義父が軍人だったため義母に支給されていた恩給と厚生年金の手続きに関して恩給は総務省、厚生年金は年金ダイヤルへ電話。総務省はすぐに電話に出て頂き、8月分の恩給を支払う手続きをして頂けるとの事で、後は書類のやり取りだけで済むことに。

 問題は、厚生年金の手続き。年金ダイヤルの担当者とお話をしていく中で、義母の年金証書が2通あり確認が取れるのは1通のみ。2通とも確認が取れれば電話で必要な情報を担当者に伝え、その後は書類のやり取りで済むのですが、未確認の年金証書があるので平塚の年金事務所で手続きをすることに。電話でのお話ですと直接、電話の上、予約を入れ年金事務所に行くらしい。「らしい」と書いたのは今朝、平塚の年金事務所に電話をしたが全然つながらない!なので年金ダイヤルで翌日以降の予約を入れられると聞いたのでそちらへ電話。こちらは多少待ちましたが、つながり、予約をお願いすると、なんと9月6日まで予約が一杯とのことで9月7日に予約を入れてもらう事となりました。

 恩給も厚生年金も支払いを止めるために手続きをするのかと思っていましたが、未払いの8月分を請求する手続きが主たる目的になるようです。

 さて、話は昨日の24日の午後に戻しますが、午後は市役所へ。(写真の場所です)健康保険、介護保険そして印鑑証明の返納。葬祭費5万円を支給いただけるとの事でその手続き。また今後、厚生年金や銀行口座の名義変更などで必要な妻の戸籍謄本を取得。(義母が亡くなった日以降の日付が必要)2年前、父が他界した時にも市役所の対応の良さを感じましたが、戸籍謄本を発行する担当者以外の方々の対応は速やか且つとても親切に対応いただきました。1時間で諸々の手続きを終えることが出来ました。

 さあ、明日は斎場に行って、義母の銀行口座の名義変更の件で無料相談を受け、代行をお願いするかどうか決めたいと思います。私が知らないだけなんでしょうが、今時の葬儀会社は、葬儀後の遺品整理の会社の紹介、相続に関する相談、他にお位牌作りなどへも対応してくれるのでとても助かります!

 尚、余談ですが、死亡すると銀行口座が凍結されるとの話をよく聞きますが、市役所からそのような個人情報が銀行に流れることは無いそうです。事実、義母の口座から今も必要なお金は普通預金から引き出すことは可能です(^^)/(相続人が複数いるなどして法律的な問題が発生するのか否かは分かりませんが、お金は下せると言う事です)