還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

鳥撮日記 アカガシラサギは金目川に行ってしまいました

 山下サイクリング橋にもう少しと言う所で自転車に乗ったNさんからお声がけを頂きました。「金目川にアカガシラは居ますよ」「今朝も沢山のバーダーさんが来ています」と早速情報を頂いたので山下サイクリング橋の堤の中ほどにある金目川を望むことのできる場所から金目川を見渡します。

 先約の若い男性が、双眼鏡を片手に金目川を見ています。すると飛び立つアカガシラサギ。羽が白いので距離は結構遠いですが直ぐに視認。彼は慌ててカメラを取り出しファインダーを覗きますがアカガシラサギを見失っているようです。「あそこの石の上に居ますよ!」と教えてあげます。

 私たちが写真を撮っているとこの狭い場所に後から3人ほどバーダーさんが望遠レンズを付けたカメラを携えて入ってきます。しかし、彼らの高価そうなカメラでも距離がありすぎるようで良い写真が撮れないようです。そういう意味では、NIKON COOLPIX P950、コンデジでありながら野鳥撮影には良いカメラなのかもしれません。

 さて、帰路では金目川の東側の遊歩道から対岸を見ると・・・・。何と!多くのバーダーさんが金目川のへりに降りているではないですか!!

 数年に一度しか会えないアカガシラサギ、バーダーさん達の気持ちは分からなくもないですが、ちょっと行き過ぎた行為に見えます。こういった行為が重なることでアカガシラサギは遠のいてしまうんでしょうね。先週のように間近で見られたことは奇跡なのかもしれません。

 きっと、こんなことを言っているのかもしれません。かく言う私もアカガシラサギに熱い視線を送った人間の一人、アカガシラサギをナーバスにしてしまった原因の一つに変わりは無いのですが。

 と言う事で、人と野鳥の共棲とは?などと思索しながら歩いていると平塚大橋ではまたもチュウサギの群れ。

 家に帰って気付きましたが1羽だけ違う鳥が紛れています(笑)。(分かりますか?)

 更に歩いているとカワウが飛んできました。ちょっと距離がありましたがファインダーを覗くと頭が白くなっています。

 白く婚姻色に頭を染め、口角の上の方も赤くなりつつあります。時間が経つともっと赤くなって紅班が現れてくんでしょうね。見慣れたカワウでも色々な変化があって面白いです。私は、こんな鳥見に熱意を費やした方がよいのかなと思ったりして(^_-)-☆