還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

ウクライナ情勢、多角的な情報と踏み込んだ見解が得られるYou Tube

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 最近、毎日のように更新されたらその都度、見ているのがネット大衆紙ブルーカラー」です。

 このYou Tubeの良いと思われることは、ニュースソースが海外のロイター、CNN,BBC、ウォールストリートジャーナル(WSJ)はたまた米国のシンクタンクである戦争研究所(ISW:Institute for the Study of War)のTwitterなどと多角的、幅広く情報を収集された上で、踏み込んだ見解を述べられているところです。その意見を鵜呑みにするつもりはないですが、そういう情勢の見方もあるのだなと納得できます。

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 昨日アップされた動画では、そもそもロシア軍が2日程度でキエフを陥落できるとしてウクライナ侵攻を始めたわけですが、それがこれだけ長期化している事はウクライナ侵攻と言う作戦自体の失敗を意味している。ロシア兵の死者も数千人あるいは7,000人と言う分析も出ており、後方支援も機能していない。

 また、南部のヘルソン州をロシア軍が制圧したと言われているが、ヘルソン国際空港ではロシア軍のヘリコプターが爆破されておりロシア軍の報道と現地の状況が異なっている。南部ではボズネセンスクと言う場所でウクライナ軍3万5,000人の兵士が2日間戦いロシア軍に勝利。このボズネセンスクはウクライナ南部の原発に通じる重要な場所であり、この地を守れたことは南部エリアがこの後も機能できることを意味している。

 ロシア国内では副首相が国民に向けて食料の買いだめをしないよう声明を発表しており、国民が動揺している事を示している。そしてその反感がプーチンに向かないようにしようとしている。

 中国も2月4日の習近平プーチンの会談では、中国はロシアに肩入れする旨の発言をしていたが、パラリンピックの開催中にウクライナ侵攻を開始され、中国のメンツは潰され、3月7日には国際社会と共に戦争終結のための仲介をするとその態度は大きく変わってきている。このままロシア擁護を言い続けることは西側諸国の経済制裁を中国が受けることになり、そうなれば、不動産バブルの大問題を抱え、秋に3期目を迎える習近平体制の維持に大きな支障をきたすことが予想される。

 ロシア国内に目を向ければエリツィン元大統領の近親者から戦争反対の声がSNS等であからさまに上がり始めており、プーチンがその地位にいられることは時間が経てば経つほど戦争の失敗にともなう経済損失も増え続け困難になる。

 と言うことで、16万人の登録者のいるこちらのYou Tubeよろしかったら見られては如何でしょうか。