還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

2024年5月の読書記録

 5月の読書記録です。読書量が若干減って来ております💦。

29) オペ―レーションZ

30)商う狼

31)当確師 十二歳の革命

32)覚悟の論理

 以上の4冊を5月は読了し、今年は32冊の本を読んだことになります。

 「ハゲタカ」でテレビドラマに熱中していた真山さん、最近テレビに出演されていらっしゃるところを拝見しまして、「オペレーションZ」と「当確師 十二歳の革命」を図書館から借りました。いずれも政治関連のフィクション。

 「オペレーションZ」は日本のデフォルトを回避すべく暴挙とも思われる100兆円の国家予算半減を断行しようとする江島総理。江島総理に巻き込まれる財務省の官僚たちは無謀な国家予算半減を遂行するために何をするのか。面白い一冊でした。

 「当確師 十二歳の革命」はとんでもない、総理としては全く無能でありながら、やたら人気のあるアホ総理を彼の選挙区で落選させるため、本来は当選請負人、受けた選挙は99%当選させる選挙コンサルタント聖達磨が環境保護を訴える12歳の少年を担ぎ出そうと考えますが、12歳の少年には被選挙権がありません。その代わりに彼の母親、祖父らを担ぎ出そうとするのですが・・・。やや荒唐無稽な設定もありますが楽しめる本かと思います。折しも、岸田さんがこんな状況では、聖達磨に今の政治を何とかして欲しいなんて思ったりして😡😡。

 「商う狼」岐阜の豪農の息子であった茂十郎が飛脚問屋に奉公し、婿養子となったその後・・・。既得権者である大店の組合、十組問屋を組み伏して、江戸の経済を大改革。しかし、最後は腐敗した将軍家の既得権を脅かすこととなり、その逆鱗に触れてしまいます。「金は刀より強い」結果を出しても、茂十郎の信条は時代が早すぎたようで受け入れられませんでした。一読の価値ありと思います。

 「覚悟の論理」今や時の人、都知事選に真っ先に出馬表明をした安芸高田市市長の石丸伸二さんが書かれた本です。この本だけは購入させてもらいました。

 You Tubeで気付けば安芸高田市市長の石丸さんの切り抜き動画をこの1年以上見ており、安芸高田市議会フリーク、石丸伸二フリークとなってしまった私です。都知事選出馬を早々に表明すると、ネットの界隈や都民ファーストのアホ議員始めから、4年の任期を満了せずに市政を放り出しただの、田舎の市長に何が出来るのだの、挙句の果てには上野千鶴子橋下徹の思想に心酔しているだのとアンチによる曲解や決め付けで貶められている石丸市長ですが、誹謗中傷は貴重な人生、時間の無駄使いと一向に気にしていません。私より二回りも若いのに(まあ、年齢は関係ないのですが)世の中にはこんな男がいるんですね。都知事になれるかどうかは分かりませんが、損失と利得を天秤にかけながら勝てない勝負はしない。「Warm Heart,Cool Head」彼は決して一時の情動で判断を見誤ることは無いと思います。良いものは良い、悪いのもは悪いと言い続けられる覚悟に触れられる本です。著者分の印税は全て安芸高田市の収入にされていると言うのも男前です!ひょっとして、都知事選、「桶狭間の戦い」のようなミラクルが起きてしまうかも!都民の方にも是非、読んで欲しい本です(^^♪