乳がんの手術後の生検でステージ3Cと診断され、抗がん剤での治療はせず経過観察を続ける事を選んだ87歳の母。糖尿病に関しましても4年以上の治療を継続しておりますが加齢が原因でインシュリンの皮下注射を毎朝1回、打つだけではHbA1c(ヘモグロビンA1c)を7%から8%の間でコントロールする事が出来なくなってしまいました。
主治医の先生からはインシュリンの皮下注射の回数を増やす、あるいはトルリシティと言う週に一度打つだけの皮下注射を追加するの2択の提案を頂きました。
老齢の為、インシュリンの皮下注射が自分で出来ない母に代わって私が毎朝、朝食の前に皮下注射を行っており、母の介助のために仕事もリタイアしたのですが、いきなり毎日4回ものインシュリンの皮下注射は正直シンドイ。
先生からも先ずはトリルシティを週末に打とうという事で了承を頂きました。
インシュリンの皮下注射とは異なり、こちらの皮下注射は毎回、使い切りの注射です。ですので、薬局で処方された薬の中に8本ものペンシル型の注射が含まれていました。また、この注射を打つので毎朝食後に飲んでいるジャヌビアと言う薬は止める事となりました。
トルリシティと言う薬はGLP-1作動薬とよばれる種類のお薬だそうです。
GLP-1(ジーエルピーワン)はそもそも私たちの体の中にあるホルモンだそうです。この皮下注射は膵臓からインシュリンを出すよう働きかける薬だそうです。先週土曜日に初めてこの注射を打ったのですが、色々と副作用に関して注意するよう病院で言われていたので先週末はドキドキしていました。幸いにも、母は特にこの注射を打つことで低血糖由来の症状や、胃腸の症状で見られる吐き気、下痢、便秘なども見られず翌日以降は朝晩の血糖値測定において今までより低めの血糖値となるようになりました。
まだ1週間経過していませんし、2本目、3本目とこのトルリシティと言う皮下注射を打ち続けてみないと効果の程は分かりませんが、次回通院日の11月初旬まで朝晩の血糖値の記録を続けていきたいと思います。