還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

コロナワクチン接種会場はガラガラ

photoACより入手

 昨日、母のコロナワクチン4回目の接種に付き添ってきました。3月末に3回目の接種を終えた母です。8月に接種券が送られ、過去3回予約したサイトから9月で予約を申し込もうとしましたが毎回接種を行っていた駅前のJA系列の会場を予約することが出来ませんでした。

 どうしたものか?訪問看護に来ていただいている看護師さんに相談したのですが、10月になればBA4・BA5に対応したワクチンが打てるので待ってみてはとの助言を頂いたのでしばらく待つことに。糖尿病、乳がんなどの定期的な通院があったのでそれを終えてからの日程で予約を入れようと再度、予約サイトを訪れると何と閉鎖!えー、どうなってるの?と思い市役所のHPを覗いてみると何と別の予約サイトが立ち上がっているではないですか。

 どうなるものやらと思い、予約サイトを覗くと駅前の接種会場の予約が簡単に出来ました。しかもかなり予約の空きがどの時間帯も空いている状況。

 と言う事で、昨日午後の2時半に予約を入れたので15分前に会場に入り、5階の接種会場へ。受付は市役所の職員の方が大勢いらっしゃいますがワクチンを接種に来ている方は誰もいません。前回もそうだったのですが、早めに行くと予約時間前でも手続きをどんどん進めてくれます。受付で接種券や問診票の確認、体温測定を終えて接種会場に入ります。するとここでもワクチン接種を待っている人が誰もいません!!!

 問診票を確認する先生、そしてその先生お一人に対してサポートする2名ほど市の職員の方が4か所で待ち受けています。その後ろの4つのブースにはワクチンを接種してくださる看護師さん4名がそれぞれのブースにいらっしゃいます。その他に会場内を誘導してくれるであろう係りの方が2名ほど。会場に入ると全員の視線が母と私に注がれたような(笑)。

 あっという間に接種を終え(ファイザー社コミナティRTU)、接種後15分の様子を見るために待機場に向かいます。椅子がたくさん並んでいますが、ここにも3人の方が待機しているだけで部屋はガランとしております。

 世間はもうワクチン接種など気にも留めていないのか!?と思わんばかりの光景でした。そもそもがこの会場はとてもスムーズにワクチン接種をして頂けるので気に入っているのですが、ワクチン接種に来る方がほぼこの時間帯はいなかったので、2時36分には会場を後にすることが出来ました。因みに15分の待機中に後から待機に来た人は一人だけでした。

 帰宅後、松本に住む中学時代の友人に4回目の接種をしたのかどうかラインしたところ彼は8月に接種済みでしたが、その時点で接種会場はかなり空いていたようです。

 そしてこんなに空いているならばと思い私も来週インターネットで予約を入れましたが、やはりガラガラな状況は変わらないようでした。

 60歳以上あるいは基礎疾患を持った方そして医療従事者とワクチン接種対象者が限定されているとはいえ、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の例えが脳裏をよぎりました。また3年に渡りコロナに関しては相当な知見も得られたと思います。科学的な根拠に基づいた様々なガイドラインを明確に打ち出しても良いと思うのですが、どんな力学が働いているのかマスク1枚取る取らないが議論中っておかしいですよね。この先、寒くなるにつれてまたも感染拡大その後ピークアウトと同じことを何度繰り返せば落ち着きを取り戻せるのでしょうか?