還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

10月の読書計画 雨の日は図書館経由で本屋さんへ

 連日の雨で散歩にも行けず・・・・。なので撮って出しが出来ず(笑)、ブログを書けません。と言うことで10月の読書計画でも日記に書こう。

 サクリファイスが面白かったので近藤史恵さんの作品、今回はミステリーです。

miyabi1958.hatenablog.com

 10月最初に読了した本は「インフルエンス」。WOWOWでもドラマ化されていたそうですが恐らくは本の方が面白いと思います。

www.wowow.co.jp

 女性小説家に、自分の周りで起きた過去の話を小説にして欲しいと依頼してきた友梨。小説に出来るかどうかは分からないと断りを入れての取材が何回かに渡って行われます。友梨が語り始めたのは同じ団地に住む友梨、里子、真帆の3人の少女たちが30年以上の時の流れの中で断続的に起こした交換殺人。3人の少女達は何故、繋がり続けていたのか?交換殺人と言う内容はおどろおどろしいのに、ほとんど血の匂いを感じない、無機質な印象すら受ける近藤さんの文章。気が付くと友梨が語る過去の彼女たちの世界に引き込まれています。この本の後書きに、インフルエンス=影響ですが、影が響くとも言えると書かれており、何となく合点が行きました。自転車競技を舞台としたサクリファイスとは全く異なるテーストで近藤さんと言う作家の凄さも分かり楽しめました。

 さて、図書館で今朝借りてきた本は以下の2冊。

 井上章一先生の本です。妻がNHKの鎌倉サミットの再放送を見ていた時に、井上先生も出演されていました。その飄々とした語り口を聞いて、是非、この先生の本を読んでみたいと思い図書館で借りたのが「日本の醜さについて」と「日本史のミカタ」です。先ずは、「日本の醜さについて」から読んでみたいと思います。

www2.nhk.or.jp

 最後に、図書館から久しぶりに郊外店の本屋さんまで車を走らせます。諸々の支払いをカードで済ませており溜まったポイントが5,000円!リタイヤ生活の私にはありがたい臨時収入!(^^)! そのポイントは先日、駅まで行ってSUICAへチャージしており本屋さんの支払いはSUICAで済ませる予定。

 本屋さん、改装されており文庫本が非常に充実している印象。文庫本なら本代も安く上がります。選んだ本は、全てジャケ買いです。久しぶりの池井戸潤さんの「民王」に、これまた久しぶりの伊坂幸太郎さんの「死神の精度」。そして「ノースライト」以来の横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」の3冊。合わせて2,332円のお支払いはSUICAで済ませました。残り3週間で何冊読めるかは分かりませんが、楽しめそうです。