還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

造成工事に関する住民説明会

 この写真は我が家の目の前、北側の写真です。地元の大企業の4階建て、4棟の団地であった社宅が売りに出され解体工事が始まり早1カ月が経過いたしました。

 昨日は、地元住民に対して炎天下、朝の10時より説明会が開催されました。参加者は30名に満たない人数でした。写真右側の仮設の休憩所の手前で説明会が実施。

 2つの説明会が実施されました。1つ目は造成工事に関する説明と質疑応答。2つ目は現在進行中の解体工事に関する説明と質疑応答。

 造成工事に関しては9,000平米ある敷地のうち先ずは5,000平米が造成され33件の建売、注文建築の戸建てが出来るとの事。工事期間は令和4年12月から令和5年4月完了との事。

 基本的に平塚市の条例に基づいての説明会、何かと言えば条例に基づいての繰り返し。デベロッパーの千葉君津にあるS社の部長も来ていましたが、下請けに任せているのでの一点張り。残地となる4,000平米の土地がどうなるのか?条例で一度に5,000平米以上の造成が出来ないので先ずは5,000平米の土地の開発から始め、その後なし崩し的に何かが起こるのでは(例えば高層マンション建設とか)と疑念がわきました。

 33棟もの家が建つのにゴミ置き場は1か所しかなく、やはり条例に基づいてとしか説明がなく、高さ1m程度の囲いしか作らないようなことを言っており、周辺のマンションなどのゴミ置き場は2m前後の囲いを設けており風などでゴミが飛ばない対策をしていると自治会の副会長やら参加者から意見が出ます。

 炎天下の中、通り一遍の説明に終始。参加者も次の解体工事の説明会の方が、今現在抱えている不満が多くそちらに移って欲しいような雰囲気。

 解体工事に関しては、8時からの工事開始なのに6時から重機に給油に来てうるさい、アイドリングがうるさい、仮設トイレが臭い!何故、道路のそばに設置するのか!!騒音に関しては市の条例で何と85デシベル以上の音が出ても工事時間内なら条例の基づいているとの説明。本当なのだろうか!?70デシベルで国道沿いの騒音相当、騒音の単位デシベルは10デシベル上がると何百倍ものうるささになります。85デシベル以上の騒音が出ても文句を言えないのか!?団地の本格的な解体が始まったらどうなるんだろう。騒音を表示する電光掲示板の設置を要請しましたが、そんな予算は無いとの説明。

 更に我が家の西側ではこんな状況が1週間以上放置されています。お隣のご主人が、どうして放置しているのか?ほこりが飛んできて困る!と言いますと、重機がまだこの場所に入れないので・・・・。そんなこと知るかと言いたくなるような説明。重機が入れるようになってから作業すれば良いのではと思うのですがこのゴミの山の放置は時すでに遅し。ゴミ防止のためにゴミの山にネットを掛ける事で当面はほこりを抑えることを担当者が約束しました。

 いずれにしても昨日の説明会の議事録を作成し、参加者並びに周辺住民へ配布することを約束してもらい、議事録に疑義があれば住民から再度申し入れを行うと言うことで1時間10分を超えた説明会は終わりました。

 家を建てて25年間の静けさは打ち破られ、来年の5月までは落ち着かない日々を送らなければならないと思うと気が滅入るばかりです。