還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

老々介護 がんサバイバーとなった母、術後1年の検査結果

 我が家の小さな仏壇には戦争で他界した妻の父の従弟、そして30年以上前に他界した妻の父さらに一昨年の11月に他界した私の父の位牌が安置されています。

 お盆なので妻が祭壇を作ってくれました。明日でお盆も終わりです。

 さて、今朝は昨年、乳がんで右の乳房を切除した母の術後1年の検査結果を聞きに病院へ行ってきました。先ずは診察をして頂き胸や脇のリンパを触診して頂きました。目立った腫れやしこりもないとの事でした。そして先週の血液検査、CT、マンモグラフィーの結果の説明を受けました。マンモグラフィーでは左の乳房に異常は見られない、CTも肺他の臓器に異常は見られなかった。但し、膵臓に1.5㎝ほどの小さなのう胞は見られるが今は問題ないでしょうとの事でした。血液検査でもがんのマーカーに異常値は見られませんでしたとの事でした。

 ステージ3Cのがんサバイバーとなって1年、無事やり過ごせたと言うことでしょう。ただ、先生の説明で1点気になったのがやはり膵臓の、のう胞の事です。今後の経過観察でこの、のう胞が3㎝を超えて大きくなっていくと、どう対処するのかの判断が必要になるでしょうとの事でした。つまり、手術、抗ガン治療あるいは治療に耐えうる体力が無ければ何もしないなどの選択肢から選ばなければならいと言うことになるのでしょう。その時が来たら考えるべき事で、本日は私もこれ以上先生に伺うことはしませんでした。

 今後は、3か月毎の診察と半年に一回の検査を繰り返しながら経過観察を続けて行き異常の有無を探していく事になります。灯り続けている母の蠟燭。その灯を見守って行きたいと思います。