還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

精密検査を受けてきました(血清蛋白分画)

photoACより入手

 4月21日に1年8カ月ほどぶりに受診した人間ドッグの検査結果が、先週送付されてきました。検査結果を見ると血清蛋白分画と言う何やら全く聞いたことのない項目が要精密検査となっておりました。

 健康診断は何度となく受けておりますし、年を経てからは半日の人間ドッグを現役中は受けてきましたが、要精密検査になったのは便潜血で生まれて初めてでしたが大腸内視鏡の検査を受けただけ。(幸い、軽い痔で便潜血になっただけでした。よくあるケースですが(笑))

 今回紹介状に添えられている外部の検査センターの検査結果を見るとM蛋白の疑いがあるとか・・・・。なんだか空恐ろしい言葉。ネットで調べるとM蛋白は多発性骨髄腫を代表とする血液の悪性疾患に見られるとの事。

 では、精密検査をどこで受けたらよいのか?血液内科などと言う科を有している病院などそうそうあるものではありません。しかし、母が、糖尿病、腸閉塞、乳がんとこの4年以上お世話になっている地元の共済病院の健診センターで人間ドッグをを受けたので、急いで、そちらに電話をすると、電話にて外来の予約が出来るとの事で、わずか、検診の結果を受けて1週間足らずで精密検査を受診する事となりました

 1時の診察の前に、採血、採尿をするようにとの事でしたので11時半には病院に到着。勝手知ったる院内の総合受付、採血センター、内科受付を順次行って12時少し前には内科受付で午後1時からの診察を待ちます。

 1時の予約とは言っても30分ほど待たされて診察となりました。健康診断の時よりもはるかに多い項目を検査しています。先生の見立てからすると免疫グロブリンIgG、IgA、IgMの値が正常値なので多発性骨髄腫の可能性は低いとの事ですが、こちらの病院では検査できない項目が3項目ほどありその結果を待って診断をしますとの事でした。

 免疫関係の分析に関しては長年携わってきた仕事柄、多少の知識があります。電気泳動装置など恐らくこの病院にはないだろうと思っていましたら案の定、臨床検査センターで調べるとの事で、その結果を受けて6月の中旬に再度診察となりました。

 要精密検査と言われたM蛋白ですが、血液の悪性疾患だけでなく膠原病、慢性感染症、肝疾患などの慢性疾患や何と言うことでしょうか、健常者でも高率に認められるとの事で実は異常ではありませんでしたと言うオチが待っているかもしれません。

 最後に先生に次回の検査結果によっては治療、入院などの措置が取られるのでしょうか?と伺いましたが経過観察を当面はするだけですとの事でした。今の自分には母親の介護を代わってもらえる人がいなく、手術、入院などは何としても回避しなければならず、少々安堵した次第です。来月の診察の結果が出ましたらまた報告したいと思います。