還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

鳥撮散歩 大磯城山公園、旧吉田邸ー シゲ子の生い立ちを知る

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 今朝のウェルカムバード、平塚海岸の砂除けの柵の上にはイソヒヨドリのメスがおりました。もう、ジョビ子ちゃんの姿は見られないのか?

 Bike and Walkで久しぶりの磯の香りを浴びながら、海沿いの遊歩道を自転車で走って大磯城山公園、旧吉田邸を目指します。

 9時前に現地に到着したので、9時開園の旧吉田邸は後回し。先ずは大磯城山公園へ。

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 野鳥の撮影は枝被りをどうやって回避するか?木々の中を飛び回る野鳥、しばらく待って枝が被らない位置に来るのを待つしかないのでしょう。今朝はヤマガラが相手をしてくれました。何羽も飛んでいます。

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 シジュウカラも意外と綺麗でかわいいと思いますが、ヤマガラもシックな色見だと思います(笑)。

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 展望台から望む富士山、ぼんやりと映っております。

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 不動池ではやはり、カワセミには会えず・・・・。なかなか相性が悪いようです。と言うことで、野生のメスの小鹿にまたも会えるか!?旧吉田邸へ。

 弊ブログで何度かメスの小鹿に関して言及してきましたが、旧吉田邸、主の吉田茂から一文字もらい、このメスの小鹿の事を、勝手にシゲ子と呼ぶことにしたいと思います。兜門を入ってすぐのところで、シゲ子が現れるのかどうかしばらく待っていますと、犬の散歩をされているご婦人の後ろをシゲ子がついてきます。

 完全にシゲ子は旧吉田邸のレギュラーメンバーと化しています。犬の散歩をされているご婦人も全く気にされていません。

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 遠目からその様子を見ておりますと、今度は私より年配の男性がやはり犬の散歩で庭園に入ってこられました。こちらの男性も慣れた様子で、シゲ子に手を振っています。何となく、雑談する雰囲気になって私から、シゲ子はいつ頃から旧吉田邸にいるのか?どこから来たのか?お伺いいたしました。

 すると、流石、地元の事情通!私の疑問にすべて応えてくれました。

 シゲ子は昨年12月ころより、旧吉田邸に住み着いたそうです。親鹿と共に、線路の鉄を舐めるために線路内に侵入。親鹿は不幸にも電車にはねられ死んでしまい、シゲ子一頭が旧吉田邸に迷い込んで来たそうです。

 この男性は一冬、シゲ子がこの場所で生き延びられるのか心配をされていたそうです。無事、今日まで元気にシゲ子は生きており嬉しそうでした。またご自身の飼い犬ともシゲ子は仲が良いようで、いつか捕獲されてしまう事に関しては、このままこの場所で生かしてあげられないものかとも言われておりました。

 また、シゲ子は赤ちゃんが好きなようで、赤ちゃんを見ると走ってくるようなので要注意だとの事です。

 すっかり、ご近所の方にはその存在を受け入れられているシゲ子を見てほっと致しました。しかし、そうは言っても野生動物です。私には何もできませんが、旧吉田邸あるいは大磯町の今後の対応がどうなるのか見守っていきたいと思います。

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