還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

読書感想 2月の読書、滑り出しは順調かな 「怪物の木こり」と「配達赤ずきん」

 兎にも角にも、1月は全然本を読むことが出来ませんでした。ノルマではないのですが月に6冊くらいは読みたいなと思っていたのですが、1月は終わってみればたったの2冊、途中で放棄した本が2冊。何かビビット来る本はないのか・・・。と言うことでブクコレの紹介記事を見ながら2月初旬に読む本として選んだのが「怪物の木こり」と「配達赤ずきん」。

 サイコパスの悪徳弁護士、二宮とその友人、脳外科医の杉谷が斧で頭部をたたき割り脳を盗む連続殺人犯、脳泥棒と戦いながら二宮自身の出自を解き明かすミステリー。設定が設定なので残酷なシーンの描写もありますが一気呵成に読み終えることが出来ました。あまりにも現実離れした話なので、ずしりと受け止めるものもなくエンターテイメントとして楽しめました。

 そして次に読んだのが「配達赤ずきん」。自分で言うのも何ですが、「怪物の木こり」の後にこの本を選んだことは何というバランス感覚(笑)!ハートウォーミングなミステリーでした。

 駅ビルの中にある成風堂書店の店員、杏子のもとへはお客さんから次から次へと本の相談がやってきます。しかし、その依頼には謎が隠されています。杏子が勘の鋭いバイトの女子大生の多絵と協力して謎解きをしていく件はスッキリそしてホッコリ。5話の短編、やはり一気呵成に読み終えました。

 この本の4話、「6冊目のメッセージ」に登場する本、「民子」と「夏への扉」、早速図書館で予約を入れました(^^)/

 「民子」は浅田次郎著と言うことで期待したのですが、今日の午後、本を手にして驚きました!猫好きの方はこの本の事をご存じの方も多数いらっしゃるんでしょうね(笑)。