還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

オミクロン株狂騒曲

www.cnbc.com

 オミクロン株の国内感染は年末年始の人流とデルタ株との比較においてその感染力の強さからすれば指数関数的に感染者数が増えることは専門家ならずとも十分に予測できること。ましてや南アフリカをはじめ、日本より先にオミクロン株の感染拡大の波に飲まれている他国の状況を見れば、今日の全国で4,000名(100万人あたりでは40名程度)の感染者が出ることは自明の理ではないでしょうか。(呑気にオフピークでの初詣ならまだしも混雑したタイミングで初詣なんてしている場合ではないと思います!)

 小銭を稼ぐ意味で(笑)始めた仮想通貨の勉強のために見ているJoeさんのYou Tubeチャンネルで紹介されていたのが冒頭のCNBCの記事です。世界レベルではすでにオミクロン株、感染拡大のピークは過ぎている事と、感染力は強いものの重症化のリスクが低いと楽観視するコメントが出ています。

miyabi1958.hatenablog.com

 弊ブログでもすでに投稿していますが、デルタ株と比較してオミクロン株の感染拡大のピークは40日程度と予測できます。

 冒頭の記事の中で紹介されているグラフがあります。

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 中国、韓国、日本を含めたこのグラフを見ますと1日の100万人あたりの感染者数(1月4日時点)ですが、フランス、イギリスそしてアメリカ(1,600名から2,600名)とは比較にならないほど韓国(80名)、日本(4.5名)そして中国(1名以下)が少ないことが分かります。またすでにピークを過ぎた南アフリカもグラフのスケールからするとゼロに近いレベルで感染者数が推移していることが分かると思います。

 少なければ何もしなくても良いと言うことではありませんが、オミクロン株は風邪やインフルエンザ程度の重症化リスクしかないと予想されているのか日本の何十倍もの感染者が出ているイギリスはロックダウンなどもせず経済優先で対応していますよね。(アメリカの対応は若干違うようですが)

 冒頭の記事の予測の通りになれば南アフリカの時と同じようにイギリス、フランス、アメリカなどはこれから感染者数は減じていく事になると思います。日本も今月末あるいは2月初旬には感染者数は減じていくのではないでしょうか。

 マスゴミの考察のない単に数字が減った増えたを煽る報道はどうかやめて欲しいと思いますし行動様式の異なる人々を十把一絡げに括って感染者数が何名などと言う報道もやめて欲しいです。感染するべくして感染する人と、そうでない人の行動様式は違うと思います。それをオミクロン株に感染したと言う結果だけで括ることに何の意味があるのでしょうか。専門家の先生方も勇気をもって海外の情報や文献などの情報をご自身で咀嚼した上で勇気ある考察をして欲しいと思います。

 沖縄や、山口は当然学級閉鎖、学校閉鎖的な措置は医療崩壊を回避するためにも必要な事と思いますし、率先して進めるべきだと思います。

 政府は感染者を全員救うようなポーズを見せたは良いのですが、一度、感染者数が急増し病院のキャパを超えそうになるとあっという間に方針を転換。自宅待機も許容すると言ったデルタ株の時と同じことを繰り返している愚行はもはや施策でも何でもないと思います。

 私達に出来る事と言えば3密を避けて人に感染させない、感染しないをこの1カ月徹底していく事だと思います。