今朝の大磯照ヶ崎海岸、そこそこの群れのアオバトが飛来しております。また、探鳥の会、「こまたん」の方がいらしたので思い切ってお声がけをしました。
週末担当との事で私よりお若い男性の方に先日のハヤブサと思われる鳥がアオバトを襲おうとしているところ見た件を伺いました。
照ヶ崎海岸付近には2羽ハヤブサがいるそうで、若いハヤブサと成鳥のハヤブサがおり、成鳥のハヤブサは狩りがうまいそうです。しょっちゅう、アオバトは襲われており、一羽が犠牲になるとしばらくの間は、ハヤブサが来ないので他のアオバトは落ち着いて海水を飲めるそうです。何年もアオバトの飛来を見ていましたが、自然の摂理、弱肉強食がこんな間近で頻繁に起きていたなんて!!
チョウゲンボウがアオバトを襲うのですか?との問いには、チョウゲンボウはハヤブサ科に属しますがハヤブサよりは小型でアオバトを襲う事はないようです。
また、海水を飲みに来るのは子育てと関係があるようで子育てが終わると海水を飲む頻度は下がるそうです。さすが探鳥の会の方です。何でもご存じですね。話はトンビや鷹の話に及び、トンビは見かけほど、体重がなく、「スカスカ」だそうです。猛禽類ですが、生きた鳥を食べることはないそうです。鷹はトンビと比べると小さいですが筋肉質なので重いそうです。
平日に観察をされている私が最初にお声がけした「こまたん」の年配の男性からは今月でアオバトは見納めと伺ったと申し上げましたら、今朝の方は10月まで見ることができる年もありますよとの事です。まだまだ、楽しめるかもしれません。「こまたん」のメンバーさんお二人と顔見知りになれたので、今後はちょくちょくお話を聞かせて頂こうかと思います。