還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

2日連続ワクチン集団接種会場に行ってきました

 87歳の母と62歳の私は平塚市の集団接種会場にて先週1回目のコロナワクチンを接種しました。8/28(土)は母の付き添い、8/29(日)は私自身の接種で立て続けに2日連続で接種会場に行くこととなりました。

 テレビ報道などでも断片的には接種会場の風景を報道しておりますが実際の会場での受付、次回予約、接種、接種後の経過観察と言った流れに関してあまり知ることが出来ないのではないでしょうか。

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(写真はイメージです)

 母と私がWEBにて予約した接種会場は平塚駅南口にあるJA関連のビルです。5階、6階が大小様々な大きさの会議室があり、会議、研修そして宴会などに利用されております。 

 妻や息子は別の用事で過去に訪れたことがあるのですが、なかなか立派な施設だと言っておりました。私は初めて母とこのビルに8/28(土)にワクチン接種の為、訪れました。母は3時45分から4時までの予約でしたので3時半過ぎに1階の自動ドアをくぐりました。

 

 1階には市役所の職員の方が2名おられて、1回目のワクチン接種なのか2回目なのかと聞かれます。1回目である事と名前を伝えますと1回目担当の職員の方が接種者リストにチェックを入れられます。1階のエレベーターホール前にはすでに20名弱の方が用意されたパイプ椅子に座っていました。空いている椅子に座って待っておりますと、3時40分と予約時間前に先ずは1回目のワクチン接種予約者から順にエレベーターで5階に上るよう指示がありました。エレベーター1台では乗り切らず、私と母、そしてもう一人の女性の方の3人が2台目のエレベーターで5階へ。(このビルでは3基のエレベーターが稼働しています)

 

 5階に上がると、また係りの方がいらして数メートル先の受付横のスペースで待機するよう言われます。ここで椅子に座って待つことやはり数分で受付に行くよう指示を受けます。受付は3か所あり、接種券、問診票と身分証明書を提示し、手指のアルコール消毒の後、検温をして頂きます。(問診票には体温を記入する箇所がありますが、事前に測る必要はなかったようです)それを終えると次回、2回目のワクチン接種の予約を行う係りの方が待っているテーブルの前で待ちます。待つと言いましても1回目接種の方は結局10名程度でしたのでその後の受付作業で待つと言う程、待たされることはありませんでした。2回目予約はタブレットで行います。(こちらも二人の職員の方が別々に対応してくれます)私や母が何か行う事はありません。3週間後の同じ曜日、同じ時刻に予約されます。(帰宅後、ネットで確認しますと当たり前ですが、予約済みとなっていました)

 

 その後がいよいよワクチン接種なのですが、接種前の最後の確認でまた別の係りの方(3か所)によって既往症などの確認が行われます。ここで何か問題があるとワクチン接種とはならず相談をするようですが、母は乳がん、糖尿病、血液サラサラの薬を服用するなどありましたが問診票に記入済みであり、主治医の先生からもワクチン接種のOKはもらっているので、そのまま、ワクチン接種用の3つのブースのどこで待つかの指示を別の市の職員の方より頂きます。ずらずらと手順を書きましたが、どの工程も待たされても一人か二人ですぐに順番が回ってきます。

 

 指示されたブースにはワクチンを打つ看護師さんと問診票の最終チェックをされる医師の二人態勢です。問診票を確認の後ワクチン接種はあっという間に終了。この時点で15時52分。15時45分から16時の予約でしたが、開始時より7分でワクチン接種は終了いたしました。ワクチンを終了すると15分の経過観察のために椅子がたくさん並んだ別の部屋に移動します。この時に問診票などが入った資料を入れたクリアファイルに手書きで経過観察終了の時間が記載された紙を貼っていただき待つことに。

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 その会場にも2名ほどの職員の方なのか看護師さんなのか係りの方がいらっしゃいます。体調は大丈夫ですか?などのお声がけも頂きますし、順次、待機時間が終了した方が自発的にこちらの係りの方にクリアファイルを返却(当然、中身の次回予約の接種券や、問診票は持ち帰ります)して一連のワクチン接種は終了です。時間差で接種が次々と終るので帰りのエレベータは混むことはありません。母も16時4分には会場を後にすることが出来ました。

 

 翌日の8/29(日)はいよいよ私の番です。11時から11時15分と午前中の予約です。ビルの外に市の職員の方がその日はいらっしゃいまして、そのまま、5階へ上がるよう指示を受けます。1階のエレベーターホールにはパイプ椅子も出ていません。

 5階に上がりますと、昨日同様受付の横で待機するよう言われます。すでに20名前後の方が皆さん、椅子に座っておられます。1回目と2回目で座る場所が分けられていました。昨日、1階のエレベーターホールはあまり冷房が効いていないと感じたのですが、その事で、予約時間前に来た方をここでいったん待つようにしたのかな?あるいは5階での受付をすぐにできる態勢だから1階での待機を省略したのかな?などと思いました。いずれにしましても、11時少し前にビルに到着しまして、5階の待機場とされた場所で待つこと、やはり5分程度でしょうか。係りの女性の方より問診票の記載漏れがないか、身分証明を出しておいて欲しいなどの注意を与えられ、数名の方が、問診票に記載漏れがあったようでボールペンなどを借りて記載されていましたが、やはり定刻の11時前には受付が始まりました。

 前日同様、流れるように受付からワクチン接種、15分の待機を終えて11時17分には会場を後にすることが出来ました。前日と違ったことは、待機中に腕がしびれる、腕が痛いなどと訴える方が2名ほどいらしたことでしょうか。

 

 今回、母の付き添い、自分のワクチン接種と2日連続でワクチン接種会場を訪れましたが、ワクチン接種を運営されている平塚市職員の方々の親切、丁寧さらに迅速な対応には感謝の念に堪えませんでしたし、数をこなされているのだとは思いますが、各担当から次の担当の方への連携の良さは驚きでした。1階と5階、短い間ではありますがワクチンを接種する人たちを待機させる場所を設けて、その後の作業のフローがうまく流れるようにこの待機場をバッファーにされたことが大きく、時間短縮に貢献しているのではないでしょうか。

 渋谷ではなかなかワクチン接種のできない若者がワクチン接種の整理券を求めて長蛇の列をなし、渋谷区の職員の方のご苦労はひとしおだと思いますが、粛々と各自治体の職員の方たちの協力のもと、日を追うにつれ多くの人がワクチン接種を受けてきていることも事実だと思います。世界の中においても日本国民のワクチン接種率のスピードが加速されていることも事実であり接種率の低さを揶揄されていたことは昔のこととではないでしょうか。

 高齢の母の病気などもあり、母、私ともども年の割にはワクチン接種の時期が他の同年代の方と比べますとずいぶんと遅れてしまいました。また、私の息子や娘もまだワクチンの予約すらままなりませんが、焦ることなくいずれ必ず自分の番が回ってきますから、集団免疫が出来るまで、3蜜を回避して暮らしていく努力をみんながされる事を願っております!