還暦の向こう側の住人

平塚、大磯を散歩しているオヤジのブログです

遊歩道の顔見知り

 もくもくと空の高いところまで覆っていく雲を見ながら今朝も散歩に出かけます。歩けばすぐに汗は噴き出てきますが、体へのダメージはずいぶんと少ない感じです。

f:id:miyabi1958:20210824103254j:plain

 大磯港の展望台で週に二回はアオバトを観察している私よりやや年上と思われる男性と言葉を交わすようになって1か月ほど経ったでしょうか。

 アオバトの群れに白い鳥がいたので、これはアルビノではないか???どうしてもその真意を聞きたくてこの方に声をかけたのが最初です。(答えは土鳩のアルビノでした)

 上の写真にも写っていますが小高い山、高麗山(コマヤマ)と探鳥(タンチョウ)から名前を作られたんだと思いますが「こまたん」のメンバーの男性はとてもアオバトに関しては詳しいです。探鳥の会ですからほかの野鳥についても詳しいですが。

 昨日はいらっしゃらなかったですが、今朝はその男性はいつもの場所に、探鳥の方が使われるであろう双眼鏡を覗きながら何やらメモを取っておられました。昨日よりはかなり少ないアオバトの群れの往来がひと段落したところで、「おはようございます!」とお声がけをすると、その方も応えてくれます。

 「昨日は30羽以上の群れが結構来ていましたよ」と話をつなげていく中で、海岸に陣取っているアオバトの写真愛好家に話が及びます。

「やっぱり、アオバトもあれだけの人がいると警戒するんですかね?」

「それは、警戒しますね」「あんなに大きな望遠レンズつけているんだから、ここからでも良く撮れるんですけどね」

 ちょっと非難がましく言わるのはやはり、野鳥を大切に思っているからなんでしょう。立場が違えば意見も異なるのは分かります。

 仕事をリタイアして人との関りが減ると自分はどうなるんだろう?などと思っていましたが、こうやって出会いもありますし、たわいもないことかもしれませんが、アオバトのエキスパートから色々と教えていただける機会を得るなんて事もあるんですね。 

f:id:miyabi1958:20210824111120j:plain

 今朝の散歩も1.4kgの汗が絞れました。