老人が何種類もの薬をきちんと服用できるのか?
乳がんの手術を終え、退院して18日が過ぎました。母の介助は糖尿病他の飲み薬の管理と朝、昼、晩の食事などなど。
乳がんになる前は、食前と食後2つのお薬カレンダーに私が入れた薬を母は一人で服用していました。お薬カレンダーから、食前、食後の薬を青とピンクのカップに移して飲み損じ、飲み間違いのないようにしていました。もう4年も経つのでお薬カレンダーはだいぶ年季が入っています。
母は何種類の薬を服用しているの?
歳を取ると飲み薬の飲み忘れは結構あるようですし、よく見ていないと時々、母も薬を飲み忘れることがあります。
現在、母が服用している薬は以下の通り。
毎食前(1日3回) シュアポスト(1回、1錠) 血糖値を下げる薬
朝食後 シロスタゾール(1回、1錠) 血液をサラサラにする薬
エルデカシトールカプセル(1回、1錠)ビタミンD
ジャヌビア(1回、1錠) 血糖を下げる薬
昼食後 服用する薬は無し
夕食後 シロスタゾール(1回、1錠) 血液をサラサラにする薬
ベタニス(1回、1錠) 頻尿の薬
毎週土曜日の朝食前にだけ服用 アレンドロン酸 骨粗しょう症の薬
その他に毎朝、食前にインシュリン、5単位の皮下注射を私が行っています。皮下注射は一人で打てるようですが、高齢の母には使い捨ての注射針を付けたり、2単位分を空打ちしてから、ダイアルをもう一度回して5単位セットする作業はままなりません。
母と過ごす1日のスケジュール
乳がん、退院後からがいよいよ私の出番です。1日のスケジュールはこんな感じです。
7:30 血糖値測定、インシュリン皮下注射、食前の薬の服用。
朝食のメニュー(ほぼ一緒)
- ごはん、100g。(糖尿病のためカロリー制限のため、一食は100g)
- 味噌汁 減塩のインスタント味噌汁。助かってます。
- 納豆。ネギは妻がきざんでくれます。
- 目玉焼き。妻が作ってくれます。
- キャベツとブロッコリーのサラダ。コンビニで調達してます。
- 母の好物、たくあん(数切れ)
- ヨーグルト
食後の薬は母が自分で服用できるようになりました。そして食器などの後片付けも母が出来るようになりました。
11:00 リンパドレナージ 乳がんの手術をしたので。
12:30 昼食前の薬の服用
昼食のメニュー
- ごはん 100g
- 減塩のインスタント味噌汁
- 食卓便のおかず
- キャベツとブロッコリーのサラダ
- 母の好物、たくあん(数切れ)
昼食後の薬はありません。
18:00 夕食前の薬の服用
夕食のメニュー
- ごはん 100g
- 夕食の味噌汁は妻が作ってくれます
- 食卓便のおかず
- キャベツとブロッコリーのサラダ
- 母の好物、たくあん(数切れ)
食後の薬の服用。
夕食後の食器の片づけも母が自分で行えるようになりました。その後、入浴の手伝い。バスタオル、タオル、下着などなどを準備。それらを準備しておけば母は自分で入浴、着替えることができるようになっています。(洗濯物は妻が私たちの洗濯物と一緒に毎日、洗っております)
20:30 血糖値の測定とリンパトレナージ
抗がん剤の治療を拒否して来週からどうなるのか?
朝、昼、晩そして就寝前の計4回、母の介助を1回、30分程度行っています。介助しながら色々と母と話をしながら様子を見ています。乳がんの手術前は自分で出来るのだからと、母に任せていましたがやはり高齢なので手伝ってあげれば良かったと今更に思う次第です。母は私に迷惑をかけたくない一心で「大丈夫、出来る出来る」と言っていましたが・・・・。
カロリーコントロール、そして一人分の特別メニューへの対応が困難なため、14食で¥9,040‐の食卓便を定期便として毎週購入していますが、このお弁当のおかげで母も家族も助かっています。更に、キャベツとブロッコリーも簡単に母に野菜を摂らせてあげられるので助かっていますし、母はその他の野菜や果物を適当なサイズにカットして食べていますので、それなりにバランスの良い食事ではないかと思っています。
来週の月曜日に、主治医の先生とステージ3Cと診断された乳がん、リンパへの転移への今後の対応を話し合いますが母の意見、そして弟との話し合いでも「何もしない」を選択することとなります。いつまで、母が落ち着いて過ごせるのかは分かりませんが、今の私の仕事の一つは母の介助なので自分が母に世話になった分、日々、返していきたいと思います。